このレビューはネタバレを含みます
やっとやっとみれた!
誰が見てもきっと爽快なサクセスストーリー
ポップで軽快に、なおかつコミカルに話は進みます
そして、まったく天晴なスマートな問題作
すごいと思ったのがわかりやすく嫌な奴が出てこないのに(冒頭の警察はちょっと嫌な奴だったかな…)間違いなく差別が蔓延ってると感じられること
白人の人たちの日常が、日常すぎて、彼らは故意や悪意とは別のところで、とても自然に黒人の人たちを差別、区別してる
こういう無意識がいかに罪か、自分も無意識に誰かに無理や嫌な思いををさせていないか、観ている間ずっと考えてしまった
特に主人公キャサリンの恋人である人の女性軽視発言
これも悪意無く、自然に、好意を寄せる人に対して出てしまったということが残酷で、だからこそ声をあげる彼女たちの行動に胸が熱くなる
嫌なことを嫌だと、理不尽なことを理不尽だと、思ってるだけじゃなくて行動で示すことの強さ
あんなにたくさんの同僚が見てる中で40分かけてトイレ行ってる、なんて言うの絶対嫌だったよね
保身だけじゃダメだよって、正しいは正しいんだって、一歩の頑張りを鼓舞してくれるような映画でした
クレバーで勇ましい彼女たちがいたという事実
つよくありたい