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ドリームの62355cinema5のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.8
実話に基づき、1960年代を舞台に有人宇宙船計画に携わった3人の黒人女性の奮闘ぶりを描いた作品。いつもの通りに予備知識を仕入れずに鑑賞しました。

この映画の原題は”Hidden Figures”で直訳すれば「隠された人物たち」が示す通りに「縁の下の力持ち」存在でNASAの宇宙計画を支えた女性たちが主人公でした。

今年のベスト5に入る作品だと思います。個人的には アカデミー賞を取って欲しかったなぁ。

この作品で注目したのは以下の3人の俳優です。

① タラジ P ヘンソン 主人公のキャサリンを演じた女性。この女優さんは、ドラマ”Person of Interest”で ジム カヴィーゼルを援護するカーター刑事の役をしていた人ですが、とても素晴らしい演技でした。トイレを我慢して脚を震わせるところは私にも伝染して来ました。これからも活躍して欲しい女優さんです。

② ジム パーソンズ キャサリンの上司である主任エンジニア役の人ですが、この人を見て、心の中で「あっ!シェルドン クーパーが出ている」と叫びました。ご存知の方も多いと思いますが、大ヒットコメディドラマの”Big Bang Theory”のメインキャラクターの一人を演じています。理論物理学博士のシェルドンのイメージと重なり大いに楽しむことができました。この人は知的な役が良く似合いますね。

③ ケヴィン コスナー 大御所の復活ですね。研究所の責任者役です。最近作では「クリミナル 二人の記憶を持つ男」が記憶に新しいのですが、良い仕事をしていました。仕事に厳しく、部下に辛く当たることもあるのですが、キャサリンをかばって トイレの入り口にある「白人専用」の看板をハンマーで打ち砕くシーンにはスカッとしました。この俳優さんもまだまだ活躍して欲しいものです。

以上の3人に注目しながら、楽しく鑑賞させてもらいました。

そして、何よりも才能と努力次第で、周りから認めてもらえるんだという力強いメッセージが伝わってきて、仕事に対して前向きに取り組めるようになったと思います。

しかし、どうしてアカデミー賞を取れなかったのだろうか?何か忖度があったのかな?

追記: 私は文系頭脳なのでサッパリ分からないのですが、キャサリンが黒板に書き綴る計算式を見て、生まれて初めて数式の美しさに気づいた次第です。