鮮やかな世界と
知られざる人々
🚀💍📞🚻☕️
一大プロジェクト
天才的な数学者
これ以上ないレベル
ひたすらに感服です
実はスターウォーズと同日に観まして、スターウォーズのモヤモヤを抱えつつチャリを飛ばして別の映画館へ
疲れて途中で寝てしまうか心配でしたが、自分でもビックリするくらい夢中で引き込まれてしまいました!!!
完全にスターウォーズが頭から消えた!!
【完璧なオープニング】
まずこのオープニングが最高すぎて!
個人的には『ガーディアンズオブギャラクシーVOL.2』に匹敵する高揚感でした!
主人公たちの性格や能力を的確に表現し、
その時代背景と作品の雰囲気&テンポ感をめちゃくちゃスムーズに見せてます!!
え?何これ?こんなに楽しい作品なの!?
『ノクターナル・アニマルズ』の超絶最高最強オープニングには及ばないけど、あれはもう何も敵わないオープニングだと思うので…笑
( ;∀;)
【空気感と時代感】
ほんとに映画全体がめっちゃ明るいんですよ!
あらすじや字だけで受ける印象とはまるで違う!
もちろん差別表現とか辛いシーンとかもありますけど、差別してしまっている側が完全な悪役!ってわけじゃないんですよね
差別する側がありえないくらいステレオタイプな悪役ってよくあるじゃないですか
まぁ描く時代や作風によってはそれもありだと思いますが、僕はあんまり好きじゃないんです
その類で今年も個人的ワースト級なのがありまして…
どれとは言いませんが…笑
でもこの作品はその辺のバランスが絶妙!
NASAの人たちは悪意なんてないんですよ
それが当たり前だと思ってるだけなんです
でもそれが一番タチが悪い
トイレに関する一連のシークエンスは見事としか言えないし、そこからのNASAのみんなが変わっていく描写、主人公が才能を発揮する描写、どれをとっても最高です!
人種も色も関係ない
ただひたすらにプロの仕事をするだけ
今では当たり前のことが当時のNASAではできていなかった
その事実だけでもかなり驚きました
それでもみんなやはりプロフェッショナル
自分たちが無意識のうち差別してしまっていたことの愚かさとバカバカしさに気付き、何をすべきかを考え実行していく
主人公キャサリンと、彼女をずっと差別していたポールが最後に見せる表情とあのアクション
いやいや素晴らし過ぎませんかね??笑
(*⁰▿⁰*)
【なんかすげぇハッピー感】
すんごいシリアスな内容になってもおかしくないはずなのに、彼女たちはめちゃくちゃハッピーな感じなんですよ
もちろん辛い差別や偏見を受けているはずなのに、彼女たちの衣装は常に華やか
地下室に追いやられてるのに雰囲気は温かくて、みんな生き生きと仕事している
決して陰惨な空気になっていない
そこからの男たちの空間との違い
彼女たちの様子は、個人的にはまるでジブリ作品を観てるかのような感覚でした
衣装から照明から色から音楽から美術から
とにかく映画の隅から隅まで完全に計算された絵作りで、そこに最高のキャストが乗り、最高のアンサンブルを巻き起こしている
個人的に1番良かったのは
ジム・パーソンズ演じるポールさんね!
永遠に観ていたい海外ドラマの大傑作『ビックバンセオリー』に主演している人ですけども、ほんとに演技派だなぁ〜と思います!これからもっと活躍してほしい!
(*⁰▿⁰*)
今回の『ヒドゥン・フィギュアズ』は、すんごい大事なことを教えてくれただけでなく、すんごいハッピーな気持ちで映画館を出ることができる!
最後に一つだけ本編とは関係無い苦言を
みんな話題にしているので今更いいかなとも思ったんですけどね…やっぱりね…観終わったらね…
どこがドリームじゃボケがぁぁぁぁぁぁ!!!
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
何がアポロ計画じゃクソがぁぁぁぁぁぁ!!!
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
この邦題に最終決定した人は間違いなくこの映画を観ていません!間違いないです!
日本人にも分かりやすくした?
女性たちが差別と戦って夢を叶えた話?
だってアポロ計画とか嘘じゃん!笑
完全に嘘じゃん!大丈夫ですか?笑
嘘はついたらいけませんって幼稚園児でもわかりますよ?大丈夫ですか?
( ゚д゚)( ゚д゚)
いち映画ファンが声を上げたところで何も変わらない?いやいや、少なくとも今回は変わったじゃないですか!ドリームってのは許せないけども!それでもファンが声を上げなければアポロ計画になってたんですよ!恐ろしい!
( ゚д゚)( ゚д゚)
怒りに任せると文が長くなってしまいますね…
とにかくこの素晴らしい映画を僕は忘れないし、この映画に泥を塗りかけた人も忘れないです
僕はうるさい映画ファンかもしれません
それでも声を上げること・行動することが大切だとこの映画でもはっきり示していました
『ヒドゥン・フィギュアズ』
超一級品大大大傑作最強最高映画です!!
(語彙力崩壊)