これは侮っていた!
元々宇宙を題材にした作品は大好物なのもあり、劇場公開時から気になっていた作品なんだけど、時間に余裕がなく行けなかった。
宇宙を題材にした作品といっても今作はその宇宙に行くまでの過程を題材にした作品。
しかも史実に基づいたほぼノンフィクション。
まぁ映画化にあたり、幾らかは脚色されているだろうけどそこは論点にならないだろう。
人種差別や男女格差など取り上げてる問題がとてもとてもヘビー
島国日本では到底考えられないだろうけど
半世紀以上前とはいえ、そう遠い昔の話でもない時代にこれだけの人種差別があったという事実にまず驚く。
他の作品でも多く取り上げられてる題材とはいえなんとも人間の愚かさが露出されてる問題なだけに深く考えさせられる。
人種差別の問題だけじゃなく、今の世の中もたくさんの反省の中で色んなルール付けをし、改善していってることもある反面、ルールを設けなければ改善せず、自ら首を絞めてるのも事実。
多くの人間が住む星とはいえもっと一人一人がモラルを持って生きれば素敵なのになー
ってすげー脱線してるな!
Σ(; ゚Д゚)
今作は凄くキャストも充実して良い仕事をしている。
黒人3人組の中でも特にジャネール・モネイがセクシーで好き(*´艸`)
元々は歌手が本業らしい。
そしてなんといっても素敵な上司を演じさせたらピカイチのケビン・コスナーの魅力が久しぶりに光っていたと思う。
ほんとケビン・コスナーっぽい役だった。
そして最初は目を疑ったキルスティン・ダンスト
すっかり老けてしまいましたね。
_(┐「ε:)_
最初は嫌なおばさんだったけど、最後は打ち解けてほっこりさせてくれた。
色々扱ってる問題も重たいものだけど、最終的には全てスッキリさせてくれる作品なので、気持ちよく観終われる。
ちなみに原題は
Hidden figares
意味は隠された人物
輝かしい歴史の裏にはこういった大きな問題を乗り越えて偉業を成し遂げた人物も居たのだということを忘れてはいけない。