Yukiko

ドリームのYukikoのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.3
2018年3月17日
『ドリーム』 2016年制作
監督、セオドア・メルフィ。

アメリカの宇宙飛行計画の初期、NASAを支えた黒人女性
3人の活躍を描いている。 実話。

1961年、アメリカ南東部のラングレー研究所で計算手として
働く黒人女性キャサリンは、抜擢されてスペース・タスク・
グループで働くようになる。
が、白人用のトイレが近くにあっても、800m離れた有色
人種用のトイレしか使えない。
規則で女性は真珠のネックレスをしなければならない規定に
なっているが、黒人は白人に比べて給料が少なく買えない。
休憩時に飲むコーヒーポットも、白人と黒人は別々だ。
それらを上司ハリソン(ケヴィン・コスナー)に訴える。

同僚のドロシーは黒人であるが故に、管理職相当の仕事を
していても管理職になれずにいた。
また、同僚のメアリーは黒人であるが故に、技術職として
働きたいが、白人の高校を卒業していないと言われて
断念せざるを得なかった。

しかし、頑張るウーマンの3人。
キャサリンは仕事の計算で抜きん出た才能を見せ、上司の
ハリソンがトイレの看板を壊し、白人黒人の区別をなくした。
コーヒーポットも同じポットから飲めるようにした。
キャサリンの結婚祝いに、ハリソンから真珠のネックレスの
プレゼント。

ドロシーはIBMコンピューター導入と共に、コンピューター
工学を自ら学ぶ。
メアリーは、裁判所に願い出て、白人の高校に行けるように
手続きを済ませ、通学をするようになった。

黒人だから駄目と言われていたのを、自分たちで切り開き
ながら突き進んでいくのは圧巻!!
それ相応な努力も積み重ねている。
凄いなぁ~♡・・・の映画です。

ロケットが飛び立つ場面、ハラハラドキドキ!!
Yukiko

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