YoshiyaTsuboi

ドリームのYoshiyaTsuboiのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
3.8
キネカ大森にて《今へと繋がる20世紀、女性達の生きる道》というテーマでの名画座二本立てにて回っている『ドリーム』を観賞。昨年すでに観ている『20センチュリーウーマン』は時間がなく、今回はあえなく断念。

このポスターから感じるエモーショナルなもの、すべてがスクリーンにあった。思わずうるっとなるシーンは幾つもあるし、ワクワク感も終始ある。三人の女優さんはそれぞれキュートで、三人ならでは奏でられるグルーヴ感は気持ちいい。

が、そこにこちらが想像するものをグッと越えてくる何か、刺激があったかというとなんとも。既視感があるケビン・コスナー演じるよくできた上司(役所広司でもいいのかもしれない)を堪能する一年に一回観ていそうなハリウッドらしい佳作。音楽は敢えてもっと今っぽいブラックミュージックをガンガンにハメにいったほうがもっと面白かったのではないかなという印象が残った。
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