Nabkov

ドリームのNabkovのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.0
タイトル含めて、何かと問題のあった本作。蓋を開けて見たら、まぁ最高なスペースパイオニアものになってます。アポロ13から遂にマーキュリー計画が映画化され、このたびアームストロングの偉業も映画化を迎えた。上映会やりたい。ただまぁ他の宇宙モノの持つサスペンス性は薄かったかも。

ケヴィン・コスナーとキルスティン・ダンストがとても良い役だった。本当もこうだったのか疑わしいが。我らがシェルドン・クーパー博士ことジム・パーソンズも登場。本人がゲイを公表しているだけに、この手の作品は意義深いものを感じる。ルーク・ケイジのマハーシャラ・アリもなかなか男前な役で。

そして主演の3人。奇しくもオクタビア・スペンサーはギフテッドと連続出演。けど他の2人は正直今回が初めてだったかも。タラジ・ヘンソンはやたらとこの時代の黒人女性っぽいプロポーションで、他の映画見ても見つけられないかも。ジャネール・モネイは逆に1人だけやたらと現代的な顔立ちで、浮いて見える。

けどマーキュリー計画のリアルミッション系の映画がまさか計算係含むマイノリティサイドからの映画になるとは。素晴らしい時代になった。しみじみと、ライアン・ゴズリングのファーストマンが楽しみだ。
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