もっと重苦しい話かと想像していたけど、楽しくて、とってもいい話じゃないですか！こんなに楽しい話だと思ってなかった。見終わって晴ればれとした気持ちになった映画は久しぶり。３人が暗い顔したり、不満や怒りなどの負の感情をあらわにしたりしなかったからだろうか。
特にキャサリンはいつも変わらず機嫌よくしててさすが！彼女の顔を見ているとこちらも自然と上機嫌になる。
それにしても、この時代、アメリカで黒人として平穏に生活するためには、極めて強靭な忍耐力が必要だったんだと思った。
ドリームという漠然としたタイトルは明らかに私からこの映画を遠ざけていた、ということは言っておきたい。意外にありそうでなかったタイトルだけど。(でも、当初ドリームの後に付けられていたという｢アポロ計画｣はあり得ない。）
そう言えば、日本の某電力会社でもこのように理系女子をたくさん雇って原発の計算をさせているらしい。
撮影はすべて、ヴァージニア州ではなくジョージア州で行われている。車がエンストする緑の広がる美しい場所は、アトランタの南東50㎞くらいのマディソン。キャサリンの家はアトランタ西南10㎞のイーストポイント。アトランタのモアハウスカレッジは、ヴァージニア州ハンプトンのNASA最古の研究施設ラングレー研究所として使われ、同じくアトランタのエモリー大学の内部がどこかの場面に使われているということだ。
