高瀬とうや

ドリームの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

ドリーム(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

時代が時代だから、白人と黒人の差別描写がキッツイなぁと思っていたけど、キャサリンがハリソンに対して黒人がどう扱われているかを大声でぶちまけた後にハリソンがトイレの看板を壊したのを見てスッキリした。
白人宇宙飛行士のジョン・グレンも黒人関係なく歓迎会で「君たちの仕事は立派だ」と正当に評価してくれるし、この手の映画でこういう数少ない貴重な理解者って癒される。
最初、ハリソンは頑固者なわからずやかと思っていたから、これはうれしい驚きだった。
まぁ、この立場くらいの人が理解者じゃないと話は進まないけれど。

メアリーの判事への説得も心を突き動かされる名シーン。
本当に彼女たちは頭が良いんだと。
対して白人たちは、無能だったり、偏見バリバリだったりとステレオタイプ。
わかりやすい。
小学校あたりで道徳の授業で上映しても良いレベル。

この作品の副題に「私たちのアポロ計画」とかつけようとしたアホはこの映画見てないだろ。
高瀬とうや

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