あきら

ドリームのあきらのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.3
爽快!!!
これは実話が元になってるんですよね?
胸がすく、こういう映画っていいねぇ〜!!!

この作品が爽快なのってさ、形として差別や偏見と闘っての勝利の物語なんだけども、その手段としてあるのが自分たちの能力と努力だってとこなのよな。
声高にがなるだけじゃなく、暴力でもなく、知性による正当な勝利。これはすごいことよ。

才能ある人がその能力を存分に振るうとこを見るのは大好きなんですが、そうできるためにはいろんな軋轢があって、いろんな邪魔も入る。
天才は生半可なことでは生まれないんだよなぁ…
ってのは、大人になるほどに思います。

そもそもNASAに入れるだけでも超優秀なんですよ。主軸の女性たちだけじゃなく、ここに登場する誰もが超優秀。
言うてもNASAって自由の国の誇る超進歩的機関なわけじゃないですか。なのにそこでもやっぱりこういう前時代的偏見はあるんだよな…しかも至極自然なこととして。
優遇されてる側には偏見をもってるつもりはない、けどたしかにあるのよ。今もって!
優秀される側に罪があるわけではないけど、そろそろそういう価値観は変わってもいい頃なんだろうと、しみじみ思います。

けどこれ、ソ連に負けてなかったらこの時代はもっと長く続いてたかもしれないのか……
「自由の国」ってなんだろうね?

実際はもっともっと、はるかに大変で苦難の道だったのだろうと思うが、不遇でも能力ある人たちがいて、彼女たちを支える土壌には愛があって、結果としてこういう風に語り継がれる物語になった。
それはやっぱり、とてもとても爽快でした。