泣かせにくるとか、押し付けがましいとかでもなく、自然と自分も頑張ろうと思わせてくれるような良い映画だった。人種問題という根の深い問題が絡んでくるのは事実だけど全編を通じて暗く描かれすぎることは無く、とても観やすかった。
主人公の3人は優秀なだけでなくとても"強い"人たちだと感じた。ここでいう"強さ"は色々な意味を持っている。不必要な衝突を避けるために差別を耐える忍耐"強さ"、その中で絶対に譲れない事柄に対して臆せず声をあげる芯の"強さ"、ロケットを打ち上げるという目標をぶれずに追い続ける意志の"強さ"など。当たり前かもしれないけど優秀なだけでは成功できないことが分かった。
人として何かを成し遂げる際に何が必要なのかを教えてくれる、そんな映画でした!