黒人で女性である私が当たり前にみんなと同じトイレに行って同じ大学に行けるのは、彼女達のように闘ってくれた勇敢な黒人女性達がいたから。リスペクト！
名シーンだらけ！面白い！
一点気になるのはこういうストーリーに対して「差別差別って口で言うだけじゃなくて、コツコツ頑張って、実力で認めさせるところがいい」みたいなのをよく見かけること
実はその発言も結局のところ「攻撃的でなく、優秀なマイノリティの話なら聞いてあげてもいいよ。認めてあげてもいいよ。」という態度に繋がるので無意識な差別的感情なんだよね… この映画に出てくる「偏見を持ってるわけじゃないのよ」って発言した白人女性と一緒。気付いてないの。
差別に対して「それは差別だ！」と口で訴えることや、正当な評価をもらい同じ人間として扱ってもらうことに、その人が優秀であるか、努力しているかどうかは本来関係ないはず。人並み以上の努力をしないと/人並み以上の結果を出さないと発言すら認めてもらえない、そんな構造こそが差別なんです。
ってわけで意識的か無意識的かに関わらず、差別感情っていうのは本当に誰でも持ってるもので一生なくならないし、黒人差別や女性差別はこの映画の時代だけでなく間違いなく今も続く問題。日本でも。だからこそ、ちょっとした差別の芽をみつけて、自分がもし差別してしまったら素直にそれを認めて、みんなで少しずついい社会にしていくしかないんだなって感じです。手を繋ごう一緒に笑おう友達になろう。ハム太郎より
