ジェニファー・ローレンスが美しいロシアのスパイを演じると聞いて、シャーリーズ・セロンの「アトミック・ブロンド」みたいな感じかなと思ってましたが、もっとぐったり来るやつやった…スパイアクションというよりは、心理的テクニックを駆使した映画。皆嘘ついてるように見えるわ…
原作者が元CIAの工作員だから、伝聞で知ったエピソードもあるのだろう。最近でもロシアのスパイ殺害を受けて、ヨーロッパが対ロシアへの圧力を強めている状況だから、有り得なくもないだろう。
でもなー、アメリカだって結構えげつないことやってるぜ？と思うふしもあるから、ちょっと「ロシアきしょい！アメリカは自由があるからまし！」ってムードに、ハリウッド映画とはいえモヤモヤしてしまう。
おっさんみたいな顔した養成所の教官がダメだ…
ジェニファー・ローレンスは体当たり演技でした。あんなさらっと全裸になるとは思ってなかった…スタイルいいのはわかってたけど、プレイメイトみたいな身体だな。バレリーナにしてはごつすぎるやろと思ったけど(あとプリマであんな前髪パッツンはないよね)、CGで何とかならんかったか…
誘惑するためのドレスや水着よりも、ドミニカの私服がちょっとレトロな感じで素敵だった。
金髪にする前のドミニカすっごいかわいいな。
叔父さん役の俳優さん、「リリーのすべて」のエディ・レッドメインの幼馴染の役やってた方ですよね？
見た目はそんな変わらないのに、全然印象違う。「リリー」これから観たら、「お前…！あんな酷いことを！」と集中できなさそう。
あと、なぜかいつダニエル・ブリュールが出てくるかと思ってしまいました。
