さき

レッド・スパローのさきのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
4.5
冒頭、重厚なクラシックにのせてドミニカはバレエを披露してて、CIAとモグラが接触。これからこのふたりが同じ世界で交わるとは到底思えないほど違う世界。

バレエを諦めざるを得なくなってしまったドミニカの苦悩から、でも生きていく、そして母のために叔父に頼んでってところからスパローになるまでが静かだけど怒涛のような展開で、グイグイ引き込まれてしまいました。

スパイものですがアクションは少なめ。静かな駆け引きが多い。けど、手に汗握る。どうなるんだろうってずっとドキドキしてた。映画的にはアクション多めのスパイが多いけど、実際はこんな感じなんだろうなって感じ。

正直、目を伏せたくなるような性的な場面や拷問の場面などもある。そんな役を演じたジェニファーローレンス、すごくかっこよかったです。

最後、全てがわかるときのおじさんの言葉が印象的でした。

アトミック・ブロンドと比較している方が多いのですが、アトミック・ブロンドは見れてないのでこれを機に観ようと思います。
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