エディ中野

レッド・スパローのエディ中野のレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
4.5
やっぱり人間は誰一人信用することはできない、ということを教えてくれる傑作。

ジェニファー・ローレンスの圧倒的な美しさにやられました。

女性諜報員のお話なので昨年公開された「アトミック・ブロンド」と比較されるのは仕方がないかもしれませんが、動と静、剛と柔といった種類の違う諜報員のお話です。
タバコの吸い方も「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンは完全に男性的な所作。
「レッド・スパロー」のジェニファー・ローレンスはものすごく女性的なタバコの吸い方だった。
「アトミック・ブロンド」はキャラクターの強さ、「レッド・スパロー」は物語の強さが強調されていました。
私は「レッド・スパロー」のほうが好きです。

やっぱりロシアを舞台にした諜報員ものはおもしろい。

フランシス・ローレンス監督は早く「コンスタンティン」の続編を制作してほしいです。