重厚感のある観応えでした。
女性スパイものというと私は昨年の「アトミック・ブロンド」が好きですが、本作はまた違う魅力がある作品でした。
よくありがちなアクションを売りにしたスパイものではなく、人の心理を巧みに突いてくる本来のスパイの姿をきちんと描いていると思います。
それもそのはず、原作書いたのは元CIA工作員ですから…(;゚Д゚)
とにかく主演のジェニファー・ローレンスの体当りな演技が素晴らしい。
監督は同じくジェニファーが主演の「ハンガー・ゲーム」のフランシス・ローレンスですが、ハンゲーのときとは全く違うジェニファーが観られます。
とにかく今回のジェニファーはエロい。
現実的に女性スパイの一番の武器は女性そのものですが、古今東西においてハニートラップに引っ掛かる男たちは数知れませんね😅
しかし、ジェニファーが演じるドミニカは単なる誘惑というよりも心理操作の面で優れている、というところがドラマを生んでおります。
それでも今回のジェニファーはエロい。
それは観ていて怖さを感じるものでした…
アメリカCIA捜査官役にはジョエル・エドガートン。
かなりハマっていて良いキャスティングだったと思います🎵
他にもジェレミー・アイアンズやマティアス・スーナールツも安定の演技力でしたが、本作で一番印象深かったと私が思ったのは、ドミニカが訓練を受ける養成学校の女性教官役のシャーロット・ランプリング‼
いやぁ怖い…😨
その目が怖い…((((;゜Д゜)))
キャストの高い演技力のおかげで140分という長尺でも集中力を保っていられました。
ただ、リアル感があるだけに、ドロドロした感触が常にまとわりついていて、観終わったあとは少し気が疲れてしまいました😅
まあ、それだけ観応えはあると思います。
それにしてもシャーロット・ランプリングさんの目が怖い…😱
女性版の病んだベニチオ・デル・トロみたいな感じ…((((;゚Д゚))))ガクブル