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レッド・スパローのkrhのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
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ラストのじゃじゃーん!の瞬間、「大 勝 利」のテロップが見えた(気がした)。
国のために己のすべてを徹底的に捧げて任務遂行するスパイ映画は数あれど、徹頭徹尾自分のために動くのが新鮮。
本当はどちら側なんだ!?となかなか確信が持てなかったのは当然、どちら側でもなかったからだった。
色仕掛けスパイであるレッドスパローは、暗部と言えど華もある役回りなのかと思いきや、本音もリスクもギリギリまで晒し、自分を究極に擦り減らしてタフに任務を展開させていく姿にハラハラする。

ジェニファーの脱ぎっぷりとグンバツ美しいプロポーションが気持ちいい。流出の件があったから怖いものなしなのかな…
芯の強さも揺らぎも同時に合わせ持つ、綱を渡るような緊張感のある美しさ。

ロシアンドキドキピストル尋問や皮膚ピーラー拷問は泣くしかない…
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