ジャッキーケン

レッド・スパローのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.7
リアルなスパイ映画とはこの映画のことなのかも普通の娯楽スパイ映画とは違う味のする妖艶スパイ映画

痛々しさ全開!
華やかなバレリーナとは程遠いドロドロなスパイへと扉を開ける冒頭が痛々しい!
音が痛い!絵が痛い!
バレリーナへの道を断たれたジェニファーローレンスが女スパイへと転身するわけなんだけど第4学校で女の武器を磨いていくまるで娼婦養成所みたいで「キングスマン」の肉体的にハードな訓練とは程遠い訓練が新鮮で逆に「これがリアルなのでは?」と思った

拷問シーンが痛い!
同じスパイ映画の「カジノロワイヤル」の金玉拷問を超えた「皮剥拷問」!ちんこの皮はいかん!!

派手なシーンなんてないのに最後まで引っ張れる脚本に関心させられた
ジェニファーローレンスの脱ぎっぷり、リアルなナイフ戦闘も痛々しい!
痛々しいとしか言えない痛々しさ

傑作!ってほどではないし中盤寝そうになったりしたけどハードロック水ぶっかけ拷問とか妙に印象に残る場面がちらちらあったりしてこういうスパイ映画もアリだなって思いました!
フランシスローレンスにはこの路線でもうちょっと頑張って欲しい
磨けば相当なバケモノ映画を生み出してくれそうだ