おなべ

レッド・スパローのおなべのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.6
プリマとして生きる道を絶たれた女性が、国家の秘密諜報機関に属し暗躍するスパイアクション映画。主演は『ハンガーゲーム』『X-MEN』に出演し最近では『マザー!』で主演を飾った《ジェニファー・ローレンス》。今作では妖艶で少しだけ淫靡なキャラクターで、幾場面か身体を張った体当たり演技が印象的でした。

スパイ映画ならではの二転三転する物語と衝撃の2つの結末が見所でございます。加えてアグレッシブ描写が割と多く中々のグロさだったので、バイオレンス系の映像が苦手な人にはキツいかも。

ただ今作を観て思ったのはスパイ映画など脚本やプロットに重きを置いた映画に関しては映像の見せ方や撮り方は慎重にするべきだという事です。即ちカメラワークなどの登場人物の立ち位置と映し方(写し方)によって次の展開が予想できてしまい、ある種のネタバレに成り得るからでございます。そういう意味では今作は少し分かりやすかった為、先の展開が判ってしまい少し残念でした…。

個人的には《シャーリーズ・セロン》主演の『アトミック・ブロンド』の方が好き(^_^;)
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