いずみたつや

レッド・スパローのいずみたつやのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
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養成所、任務遂行、拷問…

スパイ映画の”鉄板ネタ”とも言える部分が超面白いんです。

鉄板とはいえ、どれもが刺激的かつ新鮮なものばかりで、目が釘付けになりました。

特に拷問シーンは強烈。暴力描写を見慣れている人でも思わず目を逸らしたくなるほどで、うわーまだこんな痛がらせ方があったかと感心してしまいました。

そういった”エンタメ的”な魅力がありつつも、『007』シリーズなど多くのスパイ映画と決定的に違うのは、描写の淡白さ。容赦のない乾いた描写が突きつけるのは、極めて現代的な問題です。

女性は物のように扱われ、女性側も自身を”武器”として利用することを強要される恐ろしさと残酷さを、今まさに起きている事件と重ねて考えることは難しくないと思います。