ダイセロス森本

ユニコーン・ストアのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ユニコーン・ストア(2017年製作の映画)
3.3
何を信じるべきなのか、どうやって生きていくべきなのか。大人にだって夢はある。その夢を無駄にするのか、キャリア中心で生きていくのか、こうやって外れて、でも我が道を行くのが楽しいのか。将来を見据えるとか考えたことなさそうな主人公が子供のまま大人になってしまった話。ユニコーンがどうとか、この女の子らしい配色とか、なかなか面白い一作にはなっているけれど、どこかで「そんなもの」と笑っている自分がいて、情けないような、大人になってしまったんだなと思うような、そんな映画だった。

将来どんなことがしたいのか?画家として才能を買われなかった卵が、一生懸命考える姿がかわいらしい。子供っぽすぎる点ではあまり感情移入ができないが、それでも彼女の面白さや才能には気付かされる。

キャプテンマーベルやりながら、こんな姿も見せられるブリーラーソンには圧倒されるがやはり好きじゃない(顔が)

時間つぶしにはちょうどいいがこれを見るなら「グッドプレイス」あたりを一気見する方が人生について考えるられるような気がしたりしなかったり。

ユニコーンはあなたのなかで実在しますか?しませんか?