豚肉丸

ANTIPORNO アンチポルノの豚肉丸のレビュー・感想・評価

ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)
4.4
僕が見たアダルト作品…どれも独特すぎるのばっかり……

小説家として過ごしている主人公は処女で売女で…いろいろあるけど…一体現実なのか妄想なのか……っていうお話
評価低かったのであまり期待せずに見ましたが、すっごい好き
あれだ、日本版ロブ・グリエのような作品だからなのかも
カラフルで不思議な舞台は「エデン、その後」のカフェを思い出すし、時系列がバラバラなところや、その他もろもろ「快楽の漸進的横滑り」を思い出す
何度も繰り返される映画の濡れ場(?)や、電動ノコギリなどの象徴的なアイテムが気になるけど…これって正解なんてあるのかな?

主人公の演技が普通に好みなんですが、映画の中では散々な評価で泣いちゃった
あの精神的に不安定な感じの演技良くないですか…? 「ニンフォマニアック」のユマ・サーマンが永遠と続くようなあの演技良くないですか…?
でも後半にあった、入れ替わったシーンの…役者歴長そうなあの人の演技も良かったし…うーんどっちも好き!

唯一残念だったのがやっぱりモザイク
3次元のエロは苦手でタタナイ!👎のですが、やっぱりモザイクが出てくると興醒めで…
いきなりモザイクが出てくると「なんかなぁ…」と…
そこが少し残念でした
でも見たのがR15版だったので、もしかしたらR18版は消えているのかもしれない

ポルノ映画って尖っている作品多くていいですね
豚肉丸

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