2016年作品。
お笑いトリオ・東京03の角田晃広が映画初主演に挑んだゾンビコメディ。
『会話劇』というものが苦手な方には
お勧めできない本作。
更に登場人物全員が頭のおかしい方々で
観ているこちらもおかしくなりそうな錯覚を受ける。
ホラー的なシーンはクライマックスの10分足らずで、とにかく会話劇で進行していく。
ゾンビのクオリティは悪く無いものの、
何せコメディなワケだから、イタイ感じにキャラクター付けされていたりして辛い。
しかしまぁ、きちんと背景が説明されるので、なぜゾンビを前にしてみんなが慌て無いのかが良く解る。
さらに話が進むと、全員なにかしらの事情を抱えていたという設定も、ただのゾンビものと違うので、本当に『会話劇』が苦手な方以外が鑑賞したら面白いのかもしれない。