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ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐のtetsuのレビュー・感想・評価

3.5
ミッドウェイ映画に興味が湧き、鑑賞。


[あらすじ]

第二次世界大戦下、日米軍の選局を大きく左右したとされるミッドウェイ海戦。
その戦に参加することになる、日本の若き空軍兵を描く。


[感想]

ストーリー、映像ともに、思いのほか、クオリティが高かった日本の戦争映画。

家族や恋人思いで、周囲からも人気者な主人公が魅力的で、それゆえ、彼が戦争に巻き込まれていく様が悲惨な作品でもあった。

結婚式当日、思わぬタイミングで召集がかかってしまうシーンや、大方の予想を裏切る意外なラストも、かえって残酷さが際立つ展開になっていて、良かった。

また、特技監督を円谷英二さんが務めているだけあって、特撮としての面白さがあるのも面白い。

序盤の真珠湾攻撃に始まり、クライマックスでは、外部のみならず、内部から沈没する母艦を描いており、まるで『タイタニック』のような迫力もあった。

やはり、同じ題材であっても、海外の作品より、日本映画の方が脚本が上回るなぁと実感する見事な戦争映画だった。

参考
『ミッドウェイ』と併せて観たい!"ミッドウェイ"映画7選!!|映画チア部神戸本部|note
https://note.com/moviecheerkobe/n/n9200aae212ce 
(こちらにも、まとめてみました。)
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