1920年代の朝鮮。抗日のために活動した義烈団を描いた物語。
コン・ユがいてビョンさまがいて、なんて美しい義烈団じゃ!とか言っている場合じゃないスリリングな密偵戦。追いつめられていく後半に行くほど見入る。(コン・ユに列車危機の取り合わせは何かを思い出す……。)
出世も掛かった安泰な立場と統治下でうずくまる心情と同胞のために揺らぐ気持ち。クズと正義の狭間を揺れるソン・ガンホさんの演技がいつもながら素晴らしい。
コン・ユの感情動かされる表情にも持っていかれる。
ラストまで目が離せず、ラストまで切ない。
〇日がよ……という目線で見る方は避けた方が無難。もったいないけれど。