Masa

密偵のMasaのレビュー・感想・評価

密偵(2016年製作の映画)
3.8
韓国映画の骨太感。

は、題材、脚本、演出もさることながら、美術や舞台セット、衣装、照明、役者の顔と所作に至るまで、画面を構成する1つひとつの要素がチカラを持っていることから生まれるんだと思う。

日本と比べると、
韓国は執着心が強いと思う。
だから、キャラクターのパワーが違う。

そもそも資質
(というか、現在の国民性)が違うのだから、
映画も同じ土台で考えるべきではないとしても、やはり、映画に向き合う作り手自身のパワーの違いはみえる。

画面からほとばしる骨太感。

は、そんな作り手の気持ちが宿っているから。
とも、思える。
金の問題はあるとしても、そんなのは、
二の次だ。そう思いたい。
Masa

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