おん

BLEACHのおんのレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
3.5
職業:死神

週刊少年ジャンプで人気だった漫画を実写映画化。
幽霊が見える高校生黒崎一護は、ある日死神朽木ルキアに出会い事故的に死神の力を譲渡される。

ちなみに原作は全部読んでます。
原作ファン目線から良かったところ、惜しかったところ色々気付いたのでつらつら書きます。

・良かったところ
★キャラビジュアル
一護も白哉も恋次も良かったと思います。結構少年漫画ゆえに原作はデザイン奇抜なキャラが多いけど完成度は高かった。
残念だったのはチャドくらいかな。
★CG
虚のビジュアルは原作をよく再現できてた。ただ背景に対して浮いてた感はあったかな。
★イースターエッグ
一護の部屋の本棚にあるBLEACHの単行本とか、部屋に飾ってあるBad Religionのポスターだったり原作ファンにはニヤリとできる要素もたくさん。
(BLEACHの各キャラクターには久保先生がつけたテーマミュージックがあり、一護のはBad Religionです)
★終盤のアクション
るろうに剣心のアクションで心の掴み方を学んだのか、最終盤の人対人のアクションは良かったです。ただ虚相手はイマイチだったかな。

・おしかったところ
★脚本
原作ファンに報いようとしてくれた気持ちはすごく分かったんだけど、ちょっと詰め込もうと欲張りすぎた印象。雨竜とか紹介したかったんだろうけど中途半端に感じたかな。
★バイオレンス
原作ブリーチは血とかドバドバ出るし、体に穴も空きまくりますが、ちょっと戦闘の後とかも顔が綺麗すぎた。R指定入っちゃうからかもだけど、個人的には体に穴空いてデッドプールばりの血ドバドバ系が見たかった。
★ギャグ要素
これは原作からして少ないから難しいんだけど、やっぱり映像が暗めだしちょっと重苦しくて疲れてしまうかも。息をつけるはっきり笑えるシーンが無かったから緩急がなかった。

色々書きましたが非常にボチボチという印象でした。
原作ファンは見に行ってもいいかも。
おん

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