じゅーけん

BLEACHのじゅーけんのレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
3.3
人気マンガの実写化作品。

私は原作の存在は知るも未読。
チラッと見たことのある表紙イラスト等から、現代風キャラにアレンジした時代劇ものと思っていた、という程度の予備知識。
着物だし刀持ってるし。そして少年マンガだし。

で、物語自体を初めて鑑賞。
バリバリの現代舞台の内容でした(笑)
主人公の高校生がひょんなことから死神(代行)となり悪霊と戦うお話。
現代舞台ながら、戦闘服は着物、武器は刀ということで、時代劇アクションも満載!

少年マンガなだけに、設定や展開のぶっ飛び感は語らずともということで。

率直な感想として、個人的には良かったと思います(^^)
原作ファンの人だと、キャラのギャップや描写表現の仕方がマンガと違うという意見もあるのかもしれませんが、それらを知らない私には、普通にアクション映画として楽しめました。

最近はCGなどの映像技術の進歩も素晴しく、少年マンガならではの悪霊のディティールも原作に忠実でありながら、かなりリアルに実写と馴染むように描かれてます(デスノートの死神リュークなども然り)。
さらには、スピード感ある戦闘シーンなども、カッコいいロック調のBGMに乗せて大迫力に表現されています。

映画という尺に合わせるため、駆け足気味なストーリー展開を多少感じたものの、物語としてはきちんとわかりやすくまとめられていたと思います。
原作を知らない人も「BLEACH」という作品の入門編として、充分楽しめる内容なのではないでしょうか。

少年マンガ独特のスピード感、爽快感を堪能したい方はぜひご覧あれ(^^)


※出演者のバランスを考えたとき、周りの俳優さん達に比べ、杉咲花が幼いイメージでちょ〜っと違和感ありました(^^;)
(子役の頃の印象がまだまだあるせいかもしれません)
あくまで個人的意見ですが。