キミシマユウキ

BLEACHのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
2.6
幽霊が見える高校生の黒崎一護はある日悪霊退治にきた死神の朽木ルキアと出会うが・・・

『GANTZ』
『アイアムアヒーロー』の
!!佐藤信介監督!!
少年ジャンプ原作実写化映画!
一応見ずしてボロくそ言うのも可哀想なので見てから鑑賞


ぜんっぜん負ける気がしねぇ


興行的にも批評的にも大敗を喫してしまった作品の主人公のセリフがこれだとなんとも皮肉である。
原作は一応好きで読んでいたのでストーリーは把握していたが、今作では盛り上がりに若干欠ける死神代行編までで、続編を作る気満々での制作なのだろう。そしてこの超赤字の実績では幻に終わってしまう企画なのだろう。
アクション・CG・ストーリー進行どの部分をとっても残念で、特に原作では大事であるスピーディなアクションシーンが演劇レベル。
せめて『ヒーローズ』のマシ・オカが権利を持ってハリウッド実写化しようとしていた頃の方が期待を持てた・・・。

キャストはコスプレ大会。
まだ最近のコミケの方が上手いよ!というツッコミはぐっと堪えよう。
主演の福士蒼汰は相変わらず棒読み。身長は高いのに残念でならない。
ルキア役は杉咲花。
声が高いしクールな役にはまだ早かったかな。
他にもMIYAVIの白夜様やら恋次が酷かったり、茶渡と織姫が空気だったり(織姫は巨乳でやり直せ)江口洋介と長澤まさみの無駄遣いをしていたりとまぁ大変。
唯一マシなのは石田雨竜役の吉沢亮くらい。

と、まぁ原作ファンですら全然見る必要はないのだが、たまにこういう豪華キャスト豪華製作陣の馴れ合いみたいな作品を見てこき下ろしたくなる時ってあるよね?

BLEACH好き、ジャンプ好きにはオススメ出来ないですが、ボコボコにレビュー書きたい方にはオススメの作品。