ロボットがせめて来ようが、魔法少女になろうが、ゴジラになろうが
やっぱり『虚淵玄の世界は過酷』
地球にゴジラという巨大生物が現れた。
連鎖するように怪獣が現れてしまったが故、人類は地球を捨てざる負えなかった…。
宇宙の長旅を続ける中、生命維持が難しくなってきたころ主人公たちは地球に資源がないか帰ることを決意する。
から始まる本作。
3部作の第1章であるため、映画自体が大幅に展開することはないが
『虚淵玄らしい絶望』
からスタートするのが本作の見どころ。
併せてアニメ媒体を使い邦画では難しい(お金のかかりそうな設定)SFという要素を追加したゴジラは、これまでにない怪獣との向き合い方や怪獣の進化を覗かせたことが魅力的でした。
そして、トレーラーにある通り不屈な主人公が心を熱くさせる(見方によっては狂気)ところが青年漫画的でアニメらしい顔を見せてくれる良さもあったため総合的に楽しめました。
ぜひご鑑賞してみてはいかがでしょうか?