黒羊

オペレーション・クロマイトの黒羊のレビュー・感想・評価

3.0
「オペレーションクロマイト」

最初に「実話がベース」と出るが、中身は相変わらずのファンタジー。

反日思想、反日教育バリバリ韓国は、歴史で自分達が日本の植民地にされて、国を文化を破壊され、その後独立国になったのは日本と戦争して勝ったから、と教えるらしいスね。

日韓基本条約で一言も出なかった「従軍慰安婦の強制連行」や、30万人以上虐殺したのに証拠が出ない中国の「南京大虐殺」とか…なんちゅーかね。アレやね。

もちろん俺は極右でもないので、日本は正しい戦争しかしていない!なんて言う気もないですが、国策の為、ガス抜きの為に「反日」を平気でやる国は正直、信用出来んわな。親日発言した為に公園で殴り殺された韓国のおじいさんの話とか。恐ろしいスね。

で、物語はというと、1950年、朝鮮戦争で連合軍司令官マッカーサー(リーアムニーソン)が、仁川への上陸作戦を計画。成功させる為に韓国軍兵士達が敵の北朝鮮陣営へ潜入する…

北朝鮮軍の幹部になりすまして潜入し、ドンパチやりました、なんで事はウィキペディアを3分読んだだけで「フィクション」と分かりましたが、ならアクション映画としての展開はどうかな…?

うーん…
計画が雑いー!

連合軍の仁川上陸を成功させる為には、なんとしてでも機雷の配置図を手に入れなければならない!

しかし!そのやり方では…なんかもう色々とバレバレ!

色々書いたけど、おいどん韓国映画の戦争モノはそこまで嫌いではない。「JSA」や「高知戦」は観れたし。高知戦はちょっとハンバーガーヒルっぽかったのもいい思い出。

でもなぁ〜別撮りすぎるリーアムニーソンのマッカーサーや、見るに耐えない酷いCG。潜入モノの醍醐味の緊迫シーンも、物語の積み重ねがダメなのでノれない。

戦史モノは全てノンフィクションじゃなきゃ!ならドキュメント映画しか観れない事になるから、フィクションもええけど…もうちょっと脚本なんとかならんかったんかなぁ?

必ず戻るからな!からの親子愛とかオミットしてもいい映画作れそうやけどなぁ。

しかし、実力派俳優さんなのか、主人公の南軍の将校や、敵の憎っくき北軍将校の役者は良かったです。
ベタでも北軍の将校っぽくて、ええ味出してました。彼の愛銃「モーゼル銃」って銃の上からリロードすんのね。新鮮でした。

戦車どっかん!シーンや、「戦争のはらわた」でジェームズコバーン演じるシュタイナーが冒頭で即、装備する事でお馴染み、ソ連軍のマシンガン「PPS」や、米軍の「トンプソン」を主役がバカバカ撃ちまくってたのは痛快でした。

朝鮮戦争はまだまだ映画化出来るはず。
次はもっと良質な映画に出会える事を期待しやす。
黒羊

黒羊