ショートフィルム祭にて。
エリック・サティ作曲「パラード」を、ウィレム・ブロイカー楽団の演奏にあわせ、超現実的バレエ映像としてアニメーション化。
山村浩二作品は良い。綺麗。線が細くてリアリティなタッチのいつもの印象に、カラフルさを足してファンタジックな作品だった。たまに出てくるポエムも深いなぁ〜と思えた。
飛び出す絵本みたいにめくるめく出てくるアニメは、キャラクターが自由に動き回っていて「次は何が出てくるのかな？」という好奇心を掻き立ててくれる。音楽のテンポがいいので、スピード感があった。
テンポも速いし映像にも魅入ってもいたので、作品としての14分は短いと思ったが、制作は容易ではないと感じられるほど細かくて、よく練られている作品でした。繰り返し何度でも見ていたいです。
