観る前のイメージでは素敵なイングリッシュガーデンが見れて癒されるんだろうな～と思っていましたが、実際はそんなに出てきませんでした(笑)
でも内容は素敵で癒されましたので結果オーライです(´∪`*)
パターン化された生活、秩序ある物の並べ方、高い記憶力…
この主人公ベラはアスペルガーなのかな？でもコミュニケーション的な障害はなさそうだから、ただの神経質な子なのかな？
でも、そんな風だからベラは無秩序に生えてくる植物が大嫌い。
彼女の隣人アルフィーじいさんは偏屈ジジィ。(私の大好きなパターン♪)
彼とのいざこざでベラは賃貸で住んでいる家の庭(荒れ放題)を整えないと1ヶ月後には追い出されてしまう事に。
おじいさんの使用人ヴァーノンも巻き込んで、庭作りへの日々が始まる…。
次第におじいさんとも親しくなっていく所はお決まりセオリーですが、それとは別にベラが働いている図書館に現れる一見風変わりな男性と恋の予感も…ﾑﾌ。
ちなみにこのお相手の方、とてもかっこいい…タイプです～❤優しそうな笑顔が堪りません！
庭作りの話よりもどちらかというとラブストーリーの方がメインかも。
でもアルフィーおじいさんの植物や庭に対する愛情が伝わってくる「美しい秩序を保った混沌の世界」という言葉になるほどな～っと感銘を受けました。
彼がベラと仲良くなるにつれ、とても優しくなっていく様がまさにお祖父ちゃんと孫のようで微笑ましかったです。
使用人のヴァーノンも、仲悪そうに悪態ついてるけど、本当は彼の事を気遣っていたのだという事がわかるシーンもあり、心が温かくなる作品でした。
終盤、ストーリーはめまぐるしく変化していきますが、それも心地よく感じられる終わり方でした。
