私たちが見ている報道は、事実のほんの一部分だけ。
人命よりもネタを尊重するマスコミ、建前だけの政府など、韓国にも日本と共通する社会問題があるのだと。
韓国映画は、社会風刺がストレートだから面白い。
最後らへんは飛ばし過ぎな面もあるけれど、全体通して飽きずに見れた。
もしも、冒頭のおじいちゃんがいなかったら。
もしも、携帯を持っていなかったら、あるいは壊れていたら。
こういう「九死に一生」系は、様々な「もしも」が重なって起こり得る、まさに奇跡。
トンネル崩落なんて、インフラ老朽化が進む現代の日本にだって起こり得る「人災」だよね。