OneEyedJOKER

トンネル 闇に鎖(とざ)された男のOneEyedJOKERのレビュー・感想・評価

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韓国で起きた事故の話ではなく完全なるオリジナル映画。

なのになんだこの実際にあった様な緊迫感は。

主人公役のハ・ジョンウも、レスキュー隊役のオ・ダルスも良い味を出している。

特にオ・ダルス。
いつも面白いというか、この場の空気を一気に変えてくれるキャラクター。
今回も実に良い!

日本でもトンネル崩壊の事故の記憶がまだ色あせていないなか、いつ何処で起きてもおかしくない題材をモチーフに緊迫と絶望を上手く訴えかけてきているなかなかの良作。

かといって穴がないかというと そうでもない。

ネタバレになるので今回も詳細には触れられないが、一言で言うと「そんなにもつ携帯何処で売ってんの?」である。

にしても韓国ってお国はこの様な社会派作品を作るのが実に上手いなと感心させられる。

主人公ハ・ジョンウと言えば【チェイサー】が代表に挙げられるが、あの作品も実に良かった。

そうしてそんな社会に身を埋めながらも、
何処かで反社会性を訴え、時にはコケ落とす韓国という国は凄いと思うのだ。
日本ならばここまでにはならないだろう。

まぁ、救出劇と言うことで誰もが結末の予想はついてしまうだろうが、救出される側の心情、救出する側の葛藤を上手く綴っていた本作。

お勧めできます。