ひで姐

トンネル 闇に鎖(とざ)された男のひで姐のレビュー・感想・評価

3.3
家族の待つおうちに向かって車を走らせるパパさん。車がトンネルに入るとそのトンネルが崩落してしまった!何とか命は取り止めたものの周りは土砂瓦礫で身動きが取れない。手元にあるのは水2本と娘へのケーキとバッテリー残量が少なくなりつつあるスマホ…パパさんどーなる!?…ってなお話。

出てくる人がだいたいクソです。救助隊の隊長と旦那の救助を待つかみさん以外は総じてクソです。マスコミとか官僚とか、韓国ってそういう国民性なのかなー?とか思ってしまいそうになるけど日本もそんなに大して変わらないし、どうやらそうした社会問題化してる人達を揶揄する意味があったようで。正直観ていてイライラする奴らなのですが、そうしたイライラ感を抱かせつつも最後まで目が離せない展開を作り出したのは素直に凄い。しかもトンネルの中のワンシチュエーションで。ただこのイライラを全て帳消しにできる程のオチかと言うと…個人的にはあと一押しほしかった…かな?このイライラ感はそのままこの問題に対する国民のイライラなのでしょう。

ところで韓国のパニックものって「トンネル」が非常に重要なカギになってる気がするのですがどーなんでしょ?新感染のラストとか感染家族のじーちゃんの最後の登場シーンとか。この2つしか知らないので単なる偶然なんでしょうけど←ぇ
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