kazu1961

否定と肯定のkazu1961のレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.0
「否定と肯定」
原題「Denial」
2017/12/8公開 イギリス・アメリカ作品 2017-262

ミック・ジャクソン監督、「ボディーガード」の監督ですね。久しぶりです。最近はドキュメンタリー映画が主体になっているようで、リアリティーのある法廷シーンに仕上がってますね。
テーマは“ポスト・トゥルース”や“フェイクニュース”といった、捻じ曲げられた理論であっても、それを声高に主張すれば世間に認められるという現代の風潮に警鐘を鳴らしています。世界中でこのような歴史戦が行われています。日本でいうと「従軍慰安婦問題」でしょうか。今の時代に観るべき作品なんでしょうね。
レイチェル・ワイズのなりきり、パワフルで抑圧的な演技も見ものですね!!

「ナイロビの蜂」で第78回アカデミー賞の助演女優賞に輝いたレイチェル・ワイズがユダヤ人大量虐殺=ホロコーストをめぐる裁判を争う歴史学者を演じる法廷劇。ミック・ジャクソン監督、デヴィッド・ヘアー脚本で主人公リップシュタットをワイズが演じ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポールらが脇を固める。
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