おかゆ尼

否定と肯定のおかゆ尼のレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
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法廷劇。ホロコーストがあったかどうかが論点というより、歴史学者としての正しい在り方を問うような、そんな話かなと思った。
展開は極右レイシストを有能弁護団がほぼ一方的にたこ殴りにする展開に。
事実に基づいたエピソードとはいえ、映画的にはもうちょっと丁々発止なやりとりがあっても良かったかも。
老弁護士のリチャードの存在感が素晴らしい。もし告訴されたら、ああいう人に弁護してほしい。

右であれ左であれ、メディアはいつだって都合のいい情報だけを切り取って、都合のいい真実を伝える。真に平等な情報等今やどこにも存在しない。
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