dita

否定と肯定のditaのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.0
@大阪ステーションシティシネマ
とてもよかった。研究者として情熱的なデボラと否定論者のアーヴィング、どちらにも肩入れし過ぎず話の中心を法廷劇として描き切ったのは、そこにある事実は揺るぎないことだという製作者の思いなのかな。犠牲者を想いながらエンドロールを眺めていたら涙が溢れてきた。
弁護士集団のプロフェッショナルぶりが本当に素晴らしく、正しい情熱と信念で動くデボラに逆にイラッとするほどやった。役者もみんなよくて、ティモシー・スポールのこと嫌いになりそうやったもんな。平日昼間なのに満席でびっくりしたけど、こういう作品が満席なのは嬉しい。
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