シネマJACKすぎうら

否定と肯定のシネマJACKすぎうらのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.8
ナチスのホロコーストをめぐる実話をベースとしていながらも、社会的なメッセージはあまり感じられない。わりとストレートな法廷サスペンスとして楽しめる作品。

主要登場人物三人の心理的な絡みや攻防が、本作のみどころ。そして、これほどまでに結論がはっきりとしていそうな筋書きながら、サスペンスフルな展開をみせる仕掛けは実に見事。