愛

否定と肯定の愛のレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.3
法廷映画ってほんと面白い作品が多い。

言論の自由はあってしかるべきなんだけど、きちんとした裏付けと公平さが無くてはならないし大きな責任の伴うことを忘れてはならない。

例えば南京大虐殺が本当に向こうが主張しているような規模であったのかとか従軍慰安婦の問題だとかもそうだけど、何が本当なのかわからない主張が溢れフェイクな情報に踊らされる事の多い世の中で真実がどこにあるのかを見極めるのは本当に困難である事も改めて感じた。

あくまでも冷静に相手の出方を分析してベストな戦法で闘う弁護団、その冷静さの中にある熱い想い。

法廷でのリチャードが本当にかっこよくて胸のすく思いがしました。
愛