こんぬ

否定と肯定のこんぬのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.6
大量虐殺は本当にあったのか、肯定派のユダヤ系アメリカ人の女性の研究者と否定派のイギリス人の男性の研究者の対立。政治的信条が強すぎるあまり、歴史解釈を知らないうちに歪曲してしまっているのではないか、という裁判官の指摘に、あーなるほど。と思ってしまった。右翼左翼とか色々あるけど、自分の見方が真実かどうかなんてなかなかわからないものなのかも。最後の判決をみて、表現の自由はどこまで自分たちに許されるんだろう。と久々に憲法の授業を思い出した。面白かった。でも、アメリカ人の研究者が途中感情的になりすぎてて、うーんって思ってしまった。
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