てらし

否定と肯定のてらしのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
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初ギンレイホール。

「否定」すべくもない事実を「否定」されたが故に生じた(生じさせられた)「肯定」をめぐる法廷劇。テンポの良さと感じるべきか物足りなさと感じるかは人それぞれですが、個人的には前者で。わかりやすいが、それゆえ効果的な主人公のジョギング演出もよい。

歴史修正主義のバカバカしさとその厚顔無恥さは、「ポスト・トゥルース」と言われる現代において、無視すべきであり無視すべからざる存在なのだ。
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