否定と肯定の作品情報・感想・評価

「否定と肯定」に投稿された感想・評価

ギネス

ギネスの感想・評価

3.5
ホロコーストに関連した映画の中では異色の作品。なんたって、ホロコーストは存在しなかったというところから物語が始まりますから。しかも、これが実際にあった裁判を元にしているから驚き!正当性のある方が追い込まれていくことって、実は我々の日常に結構ありますよね。屈するな、正義はここにある。
reif

reifの感想・評価

3.9
全員が言っていることを自分も言います。こういうことは全員で言わなくてはいけないから。原題は『否認』であり、邦題『否定と肯定』は悪意ある誤りです。あるいは、日本配給が映画の意味を理解していない。本当に腹が立つ。アーヴィングは「ホロコーストを否定」するトンデモ偽歴史学者であり、対するデボラは「アーヴィングの見解を否定」している。否定と否定の闘いであり、誰も何も「肯定」していない。ホロコーストを「肯定」? ふざけんな。歴史的事実は事実であり、見解の相違とは位相が異なる。最近の日本のマスコミに顕著な「両論併記」は、まったく公正ではない。腰が砕けて卑怯なだけだ。事実は事実です。

と、ホロコーストには真面目に向き合うわたくしですが、レイチェル・ワイズには『トゥルース』でちょっと恨みがある。国連の組織的買春を告発する、これもクソ真面目な映画でカンバーバッチ詐欺に遭ったんだよ! 社会派にしか出ない人?(誤解であってほしい)。英国文化の中で浮いてる米国人は痛々しかったしオレンジ色の髪も変だし、なにより走る姿が美しくないんだ。減点!
王立裁判所 Royal Courts of Justice の中を見せてくれるロンドンの魅力を知り尽くした BBC テクニック。法廷ドラマとして息詰まる…、ってほどではなく、バカ(わたし)にわからせたい優しい気持ちを感じた。ヒールが思いっ切り悪人顔のバカだから…。こんな硬派なのが作れるのが羨ましい。アンドリュー・スコットとマーク・ゲイティス兄さんがいい役なのも我々シャーロッククラスタにはポイントが高いです。判事は『マグノリア』のクイズ少年か?(名前を覚えろ)。

アウシュビッツは青いんですね。『SHOAH』でも青かった。法廷記録が本になってるなら読みたい。ホロコースト否定論者と闘うために理論武装したい
地味な法廷ものだけど最後まで引き込まれた。
nicky

nickyの感想・評価

4.0
"何でも述べる自由はあっても、ウソと説明責任の放棄だけは許されない"
デボラのこの言葉は、誰に対しても教訓になりうると感じた。国や権力者には特に。
デボラの弁護団がものすごく優秀で、彼らの答弁は聞いていて爽快感すら感じた。
よっこ

よっこの感想・評価

4.2
レイチェル・ワイズの演技かっこいい!
相手がとても憎らしく思えた。
色んな考えがあるけれども、相手の事を非難したりするのにゎそれなりの責任が必要なのかも。
スピルバーグの「ペンタゴンペーパーズ」と名画座で二本立てしてほしいくらい、社会派ドラマとして興味深く面白かった。
イギリスの格式高い雰囲気も楽しめましたし、登場人物のキャラクターもメリハリがあって人間ドラマとしても充分に伝わるものがあった。
敵役のティモシースポールさん、この前スクリーンで良い人役を観たばっかりなだけに今回のヒトラー信奉者の役はギャップがあって引き込まれました。こういう憎まれ役もこなす俳優さん好きです。
MNRLAY

MNRLAYの感想・評価

3.5
ホロコーストが実際にあったのかなかったのかを争った裁判を描いた作品。だけど裁判の発端は嘘つき呼ばわりされたことへの名誉毀損の訴えなので、ホロコーストが実際にあったと分かっていながら、自分の思想のために事実をねじ曲げて主張しているということを証明しなければならないという、難しい闘いに。

史実や記録の間にあるあそびのような部分をどう解釈するかっていうのは自由だし、歴史小説や大河ドラマのようなエンターテイメントはそこが見せ所のような一面もある。だけどそれを政治的に影響力のある人がやっちゃうと世論を簡単に動かせちゃうし、しかもこの映画のようにそれが正しくない解釈だと自覚していながら都合のいいように歴史を捏造することもできちゃう。どこかの国の現状を突きつけられてるようでちょっと怖くなった。
みき

みきの感想・評価

3.6
途中寝ましたが…
自分が生まれてからこんな裁判があったことを知りませんでした。
ブリティッシュ眼鏡男子最高(;´Д`)ハァハァ
しお

しおの感想・評価

3.6
アーヴィングが本当にキモくて鬱陶しくて見ててイライラしたけど、それと同時に「この俳優さんすごいな」なんて思ったりした。
弁護団の情熱に感動した。
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