子供に見せたいロードムービー。
旅の途中で徳を積むことでやがて自分たちに還元されるっていう宗教的な要素も含まれつつも、やっぱり最後は、自分たちで決めて、自分たちで前に進むという「意志」が必要であるってことを、キチンと伝えているところなんかは好きでしたね。神様に祈ってばっかりじゃダメですよってことも。
わかっているはずの結末だったり過程だったりもあるけれど、それでも旅する途中で出会う人たちによって成長していく弟のチョトゥや、それを優しく支えるお姉ちゃんパリーがとっても愛おしかったです。
パリーよりも少しだけ前に歩く姿にやられましたな。
「ラガーン」のポスターが出てた所はテンションが上がりましたね。