どーもキューブ

ジムノペディに乱れるのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

行定監督の板尾監督の乱れたウィーク




脚本監督行定勲。
脚本掘泉杏。



日活の70年代から華ひらいたレーベル「日活ロマンポルノ」

18禁で絡みがあれば、表現自由というレーベル。そこからあまたの監督を輩出、隆盛を極めAVが出て下火に。

そのロマンポルノをリメイクオリジナルで監督していく「ロマンポルノリブート」

今んとこ抜群なぶっちぎりのお気に入り塩田監督「風に濡れた女」

こんなのやってられるかよ魂をアンチに込めた園子温の反ポルノですけどなにか?「アンチポルノ」

2作品劇場鑑賞しました。

あとはDVD鑑賞になりました。

行定勲監督といえば、
東宝メガヒットを記録した「セカチュウ」こと「世界の中心で愛を叫んだ」

デスコミ二ケーションの一室のルームシェア、原作吉田修一「パレード」

本作予告鑑賞してました。音楽家の話し?
ジムノペティってだれ?をあえてタイトルにするあたり。行定監督らしい?
主演は「おまえとおまえは!帰って良し!」で一世風靡した板尾係長こと今や俳優よしもと枠、R130こと板尾創路。

新作レンタルしました。



「ダウンタウンのごっつええ感じ」のリアルタイム世代として本作の絡みを見て板尾さんの「Kissでショー」(ごっつDVDの「the very best on Air」に収録あり)の上島「ダチョウ倶楽部」竜平とのディープKissを想起した。

エロかったなあ。
私的に曜日テロップ親切心かゴダールの真似かわからんが、余計だと思った。

あとラストのくだりは、正直不自然で全然とってつけた感満載で、
正直風祭ゆきさんへの当て書きの為のシークエンスかと思ったくらいに変だった。ラストもね。

その前までの芦那すみれさんのか細い白さまで、ハーレムに乱れまくる感じは、エロく感じよかったのだが、収束にむけ「お金」からの無駄なチェイスやらからは、なんか興ざめした。

あの少ない走りとまてぇとかいる?とおもっちゃったあ。Q&Aからいきなり喧嘩売って殴りかかるならなんかわかるけど、、、。

てな感じ。

もちろん「ジムノペティに乱れる」という題だけに

やたらジムノペティが乱発かかるわけだが、くどい!ってのもわかる。
まあそれが本作の肝なんだが。ラスト付近その謎解きがでるがね。

だから何?ていど。

それよりなにより
不甲斐ない煙草のみの板尾さん好演!トークショーでいきなり、気取った言い回しには、あまりにも変わりすぎて言わされた感半端なかったが(失笑)

どこか暴力的で
そやな板尾監督のディープな絡み良かったです。女優さんも良かったです。

芦那すみれさんのあまったるい呼びかけからめんどくさい言いぐさまで良かったですねえ!

まさか映画の映画話しだったんですね、びっくりしました。なんで前半自主映画あるあるっぽくて楽しめてたんかな。

山中貞雄リスペクトもありました。が、これ好きなんですかね行定監督「壷」

ハーレム話しも良かった。が、ラストがね。って感じでしたね。



さて
行定監督の板尾監督の乱れたウィーク

ぜひ!
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