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牝猫たちのichiのレビュー・感想・評価

牝猫たち(2016年製作の映画)
2.6
東京。
漫喫暮らし、不妊症、シングルマザーの3人のデリヘル嬢。
好きでもない人に体を売る日々。
そんな彼女達を描く群像劇。

それぞれ体当たりの濡れ場があっただけで、よくあると言えばなんだかそれは悲しい世界だか、夜の世界にはありふれていて、ありきたりな背景、出来事だと感じた。
なんも知らんけど。

裏を返せばリアルを描けているということか。
知らんけど。

なんとなく観ていて、好きでもない人に体を売って、お金を貰って、帰るその夜道。
緊張の糸が切れた安堵や罪悪感、後ろめたさとか、不安、虚しさを感じてる中で、一瞬風が吹いたときに、ふと肯定感を得て安心を覚えるそんな瞬間があるような気がした。

知らんけど。

快楽もいいけどなにが残るの?という歌詞を思い出す。
なにか残るものを見つけてほしいし、気づいてほしい。そして、それを大切にしてほしい。
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