コーディー

牝猫たちのコーディーのレビュー・感想・評価

牝猫たち(2016年製作の映画)
3.4
日活ロマンポルノ45周年リブートプロジェクト作品のひとつ。

池袋のデリヘル嬢3人の生き様。ネカフェ難民、子持ち、夫持ちとそれぞれワケありな彼女らとこれまたワケありな客との関係を描く。
ロマンポルノってのをちゃんと観たことないのでリブートの元ネタも知らないけど白石和彌監督ってことでエロよりドラマ濃いめなのかな〜客のドラマも濃いめやし少しドラマチック過ぎな気も。美知枝と老人のエピソードはなんかエロくて勝手にロマンポルノっぽいな〜とか思った。知らんけどw

3人の女優さんのナチュラルさも良かったけどさらにナチュラルなのが売れない芸人役とろサーモン・村田。ガラ悪めやけど結構イケメンな持ち味がそのまま生かされててハマってた。てか一番エロいw相方・久保田のSMプレイもそのまま過ぎてこの上ないリアリティwナイスなキャスティング!SMシーンももっと長めに舐めるように撮って欲しかったな〜w

結構オーソドックスな叫びや展開が多かったけどキラキラ輝いててもなんか冷たい東京で温もり求めて彷徨う牝猫たちの心情は伝わってきました。
キレイな映画でした。