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君の名前で僕を呼んでのILLminoruvskyのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5
原題『Call Me by Your Name』(2017)

監督:ルカ・グァダニーノ
脚本:ジェームズ・アイヴォリー
撮影 : サヨムプー・ムックディプローム
編集 : ヴァルテル・ファサーノ
音楽 : スフィアン・スティーヴンス
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、他

アンドレ・アシマンが2007年に上梓した小説『Call Me by Your Name』を原作とした、1980年代のイタリアを舞台に、17歳と24歳の青年が織りなすひと夏の情熱的な恋の行方を、美しい風景とともに描いた恋愛映画。

原作未読。

「初恋」映画。

グァダニーノ監督は
「原作小説の性描写を映像化することに関心はないのです。そんなことをすれば、私の構想から大きく逸れたものが出来上がってしまうからです。」「観客の皆様には2人の冒険に身を委ねてもらい、初恋の甘酸っぱさを感じ取ってもらいたいのです。自分と2人がどう違うのかを理解してもらいたいわけではないのです。私にとっては、原作小説の見事な世界観を表現することが大事なことなのです。この映画全体の理念は、人間が他者との交流を通して美しくなったり、高められたり、輝きを増したりするということにあるのですから。」

とも述べているが、

ボクが、男性同士の情熱的な性描写が苦手な為、作品の芯の所までは理解出来ていないと思いますが、初恋の痛みと喜びを描いた「恋愛」映画の名作だと思います。
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