アサト

君の名前で僕を呼んでのアサトのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.9
「大事なことは何も知らない」「痛みを葬るな」「何一つ忘れない」
アプリコットの語源:早熟(praecox)
これで泣けない自分は一つ向こう側に行ってしまったんだなあ、と感じたが、最後のティモシー・シャラメに全部持っていかれた。エリオの難しい部分・感情がBGM、視覚、効果音で感じ取れていたからか、知らずに引き込まれていた。
他のLGBT系作品と一線を画すのが両親の存在かなと。彼等の関わり方が、そこを意識せずにごく普通の恋愛映画として見ることが出来る(トークショーでも言及されてた)

思春期にこう言った経験をすっ飛ばしてきた身なので、本当に身悶えするしかない映画。
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